本文へスキップ

技術に裏付けさた納得の正しいカウンセリングを、手頃な価格でご提供!! (カウンセリング、ストレス研修、グループカウンセリング)

カウンセリング 各種研修
ご予約・お問い合わせは
 simon@ts-united.com

TEL.080-1145-4954

成長の軌跡 STORY1
見出し
HEADLINE

カウンセラーにならなくては救われなかった私

あるカウンセラーのストーリー

ある日の話
メンタルヘル研修の講師の研修を行っており、講師役の私は私は聴衆にこんなことを言っていたのです。「部下の話を聞くときには、具体的な解決する力をもっていなくても、話を聞いているだけで、本人は楽になるんですよ。何かできることをあなたが持っていなくても、話を聞くだけで十分役に立っているんです。」と、力説しておりました。その時自分にサーッと光が飛び込んでくるような感覚を覚えました。「そうだよ、その通りなんだ」どこからか、私に語りかけてくるのです。。。それは。。。

少年時代
私の少年時代は比較的両親の愛を受けて育ってきました。一方、母親は相当苦労しておりました。父の仕事が最初は安定せず、父のギャンブルで借金の対応にも追われ、姑との関係もうまくいかず、そのような中でも私と5歳離れた妹を育ててくれました。私は、家にいる間母親の愚痴を聞いてました。台所で一息つきながら、居間で洗濯物を畳みながら母親の愚痴は続くのです。「お母さんに幸せになってほしいなあ。」単純にそう思っていた私は、母が喜ぶことをすることが自分の行動の目的となっておりました。

大人になって
周りから見て自慢できそうなもの、国家資格を学生で取得したり、成績上位で奨学金をもらったり、当時、誰もが羨むような企業に普通に入社したり、好きな人と結婚したり、家を買ったり、車を買ったり、自慢できる息子になるための行動をしてきました。モチベーションの持ち方に問題はあるものの、実際に手に入ったものは自分にもいいものだったので、違和感なく頑張って手に入れてきました。一方、社会人になっても、同僚の愚痴を聞くことも多く、自分はそういう素質があるのだなあと思っていました。

おかしくなった事
社会人生活も数年たつと、周りに自慢できるような出来ごとがそんなにあるわけでもなく、忙しく働いても満たされない状態になってしまいます。その当時、資格に異常に関心が高くなりました。「とにかく、人から認められるものを手に入れたい!」、「自慢できる要素を身に着けたい!」そう無意識に考えて生きていたのでしょう。欲求が満たされずただただ忙しい状態に疲れてきました。人の話を聞いて相談に乗ることができる、この能力だけは自分は変わらずもっており、カウンセリングの世界に入りました。この時は私自身、この問題の根の深さには全くきづいていませんでした。

カウンセリングを学ぶ
カウンセリングを学び、相手の話をあるがままに聞いて、相手のように共感することで、相手が自分の力で問題を解決することを学びました。それは正しいのですが、私はその考えに疑問をもっていました。なんか違和感を感じていました。

そしてあの日を迎える
相手の話をあるがままに聞いて、相手のように共感することで、相手が楽になり、自分自身で問題を解決する力が湧いてくる。そういう経験をカウンセラーとして繰り返し感じながら、「そうなのだな。」と納得してきました。そして、先日の講師の練習の時、人に向けて同じことを力説したときに、「そういっている自分が、そう、まさしく私が、母親になにかできることをずっと探してきていたじゃないか!母親は話を聞いてもらうだけでよかったんだ!」と気づきました。自分が解放された気持ちになりました。

そして今
今は何かをしてあげようと頑張ってしまう自分も、人の話を聞くことに集中できる自分も、両方自分なんだなと認められます。前よりは不自然に頑張らなくなるし、「そう思いたがるよな俺は」と思いながら自分で行動を抑制できるようになりました。そして、こうも言えるのです、「目的はともかく、今までそれでよくがんばったな。ご苦労さん」と。

目次へ戻る