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成長の軌跡 STORY3

良い人しか許されない

依存症の相談より

依存症や家族の方に暴言や暴力をふるう方がいらっしゃる方の相談を受ける。当事者にはとてもつらい事なのだが、ほとんどの例でお伺いするのは、暴言を吐いたり、お酒を飲んでいない本人の状態があり、その人はとても優しくて魅力的で、とてもいい人だという。本人も我に返ったり(この表現がどっちが正当かを表しているが)、やさしい自分に戻った時には、お酒を飲んだり暴力をふるう自分は嫌いだといい、心から反省して、もう二度とそうはならないと誓う。そしてまた繰り返す。本人はそれこそ死ぬほどがんばっているのに。。。

ここで一息、深呼吸。

一番認められていなく、さみしくて悲しい思いをしているのは、誰か落ち着いて考える。依存症の依存の出来事をしている状態にある本人、暴言を吐いているその真っ最中の本人、今ご相談者に殴りかかろうと手を振り上げているその瞬間の本人、行動は問題があるが、この瞬間を生きているのである。事実、そこに存在しているのである。家族やパートナーからは否定され、自分自身からも「こんな状態なのは自分のはずがない。」と否定されている。

否定された一面は、必死にさみしさとかむなしさ、そして、やさしい一面で頑張りすぎてしまった自分を壊れないように、守っている。「これだけ一生懸命守ってやっているのに、拒否するとはなんだ!」その性格は余計荒れ狂うわけである。もしかしたらその一面は自分にとって必要だったかもしれない。本人の成長のヒントがそこにあるのである。そうして、その感情に感謝しながら、会話をしながら、その一面を受け止め守っていることに目を向ける。そうすれば、がんばりすぎだったり、さみしさだったり、そういうものに対応できるようになり、家族も両方の性格を認めながら、本人の状態に共感できるようになる。そんな成長を遂げていく方がいらっしゃる。

時々はそうなってしまうさ、だってそういう自分なんだもん。自分にも周りにも迷惑かけてごめんな。このくらい両方の自分が仲良くなれば、あまり迷惑をかけなくなり、そんなにいい人でなくてもよくなってくる。がんばらない自分らしさが初めて生まれる。そして、二人いた本人同志が歩み寄って妥協して成長していく切っ掛けがうまれていく。。。

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