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成長の軌跡 STORY7

頑張る女子の成長

頑張る女子が成長する時

相談されるきっかけは、彼氏との別れだったり、離婚だったり。
「つまらない男」とののしったり、「でも忘れられない男」と思い出話をしたり。ハンカチとティッシュが欠かせない状態となる。元は、頑張り屋さん。小さい頃から「頑張る子」として、親に育てられ、みんなに迷惑をかけないように、頑張り、犠牲になってきた。欧米にあまりみない、日本の女子感がそれを肯定して受け止める。頑張りの成果を自分のものにせず、犠牲の精神を信念とする方は多い。母親がそうしているから、自分もそうする人もいるし、母親がズボラで自分が母親の役割をしなくてはいけなかったり、理由はいろいろ。自己犠牲の頑張りの精神がそこで育まれる。相談者自身、問題なく自己犠牲の頑張りの価値観は誰にも迷惑をかけないので、生きる術となる。

ここで、深呼吸。ふぅー。

自己犠牲の生き方を身に着けて幼少期を暮らす。
年頃になり、彼氏ができるころになると、自己犠牲の頑張りの成果を受け取ってもらう人を見つけ出す。そこで、「愛を受け取ることが得意な男」が登場する。喜んで自己犠牲の愛を受け取っていく。ベストカップル成立である。自己犠牲の頑張りは、男子からおつりみたいな小さな愛を感じることにより、その頑張りの正しさが認められる。「たまに料理をしてくる彼」、「子供のようにねだってくる彼」、「情熱的に体を求めてくる彼」は、自分の自己犠牲のがんばりの何よりのご褒美になる。この時が一番幸せ。苦労しているが、幸せな時なのである。周りが何と言おうと、愚痴をこぼそうと、この時は幸せである。苦労した甲斐があった。この状態の喜びがより強く記憶される。

幸せは長く続かない。
残念なことに、この「自己犠牲」と「愛の受け取り」の関係は、どんどんエスカレートしていき、女子は疲れ果ててしまい、男子は「おつりの愛の表現」がだんだん辛くなってくる。そして、男子は「あまり愛の表現を返さなくてもより手軽に愛を受け取ることができる」新しいパートナーと陰でつながる。(それも、同じ運命をたどるのだけど、、)裏切られた女子は途方に暮れる。「こんなに尽くしたのに、何で?」すべてが信じられなくなる。この人にはどんなに自己犠牲の成果を渡してもおつりが帰ってこないと知る。そして、別れ。。。もう少し進むと、新しい彼ができているが、同じく一方的に愛を受け取る人を求めてしまう。おつりの愛はとても快感だ。幸せを感じる。ただ、過去の恐怖の予期不安で、愛に迷いが生じるようになる。進めてしまうと破たんするのは、経験が知っているのである。頑張る事そのものに罪悪感を感じてしまうとさらに、感情がこじれてしまう。前に進まなくなる。

さみしさと、前に進めないいらだちをもって、カウンセラーとの出会いにつながる。

彼女たちは、自分が犠牲になり全てをささげ、そのおつりの愛を受け取ることで、はじめて肯定される心が強化されている。やさしい男の人はとても、精神的に折り合いがつかない。愛を受け取れなくなってしまっている。相手からの愛を無邪気に受け取るには時間がかかる。

彼女たちが成長をされるのは、「自分の為にがんばる事を認める」という弱まってしまった回路を作る事になる。

少し走ってみる。少し仲間とはしゃいでみる。少しカウンセリングで自分の心を深くのぞいてみる。なんでもいい、自分の為に自分の時間を使ってがんばることを許していくことから、少しずつはじめていく。少しずつ頑張る自分を自分で認める練習をするのである。そうすると、長く走れるようになる、仲間と冒険ができるようになる、自分の心がより自分のものになるなど、頑張りと自分の為にいい事と結びついてくる。もともと頑張れる人なのだから、うらやましいくらい成果を上げる。どんどん頑張る。相談者の変化にカウンセラーの方が追いつかない。

ちょっと休憩しよう。ふう。

そして自分が自由になるときがくる。
がんばった成果を自分の成長にすることができるようになった後、頑張った成果は自分のものにしていいというとても「当たり前」のことを実感するのである。そうこうしていくうちに、愛の受け取り方も慣れてくる。自分を大切にすると相手から発する自分を対象とした愛が欲しくなるからだ。頑張りのおつりの愛より、自分を大切にしてくれる愛を受け取りたくなる。だから普通に「さみしく」なる。この「さみしさ」が成長の証。今までの「さみしさ」は、頑張りの成果を受け取ってくれる人がいない「さみしさ」であったことに気付く。あ、もう成長している。頑張った成果のおすそ分けもうまくなった。たぶんもう大丈夫。顔色も随分明るくなった。カウンセリングが終了である。

P.S.
カウンセラーからは、もう何もいうことはないし、ここだけの話。別れたとはいえ、彼は頑張りの機能温存と強化の協力者だったわけである。自分の為に頑張る事を認めた時、自分の可能性の高さに驚くことだろう。頑張らない男性に苦労した女性が成功をされている事実が多いのも納得ができる。成長された彼女の心からは、感謝もできるようになるだろう。「ひどい奴だったけど、おかげで今頑張っている。お前も頑張れよ。頑張るとイイコトアルカラ。」

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